インフルエンザと感染症

エボラ病はウィルスが原因の感染症

ウィルスによる感染症は、世界的に感染が広がる恐れがあります。近年ウィルスによって引き起こされた感染症が、エボラ病です。エボラ病は、エボラウィルスに感染した動物や人の体液に、傷口や粘膜が接触することで感染します。症状が出ている患者の血液や吐瀉物、シーツなどを触っても、傷口があればウィルスは侵入します。現在ではエボラ病に発症していない患者からうつることはないとされまう。ウィルスの形状が飛散しにくいため、空気感染もありません。2日~21日の潜伏期間の後に、38度以上の熱や頭痛、喉の痛みといった風邪のような症状が現れます。その後嘔吐や下痢などの内臓機能の低下、症状が悪化すると体のあらゆる部分から出血して、死んでいまいます。この感染症は致死率が非常に高いですが、根本的な治療法がありません。症状を軽くするために補液と対処療法を施し、生存確率を高めるしかなく、早期発見が重要です。またエボラ病に対するワクチンもまだ開発されていません。感染していると判断できる人や、流行している地域を訪れないなど、国内にウィルスを持ち込まない取り組みがなされています。中には、感染しないように対策をしている医療関係者も感染している人がいます。壁や机にくしゃみなどの体液が触れただけで、感染するためです。動物も感染する病気なので、死骸を触ることや加熱処理していない肉を食べることも危険です。アルコール消毒だけでなく、石鹸でも感染を予防できるので、もし感染者と接触した場合は、すぐに石鹸で消毒します。エボラ病が流行しているのは、ギニアやリベリア、シエラレオネなどアフリカ中央部なので、これらの地域にはできるだけ旅行するのを控えます。